相続財産の評価に必要な書類

相続が発生したらまず初めに被相続人の財産調査・評価を行うことになりますが、相続財産の全体像を明確にするためには、各財産の存在を証明する書類を取り寄せる必要があります。

相続財産の評価額については被相続人の自宅や生活拠点などを調査し、残されたメモや資料から各機関に問い合わせることでわかります。

• 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本一式
• 被相続人の住民票除票
• 相続人全員の現在の戸籍謄本
• 相続人全員の住民票
• 相続人全員の印鑑登録証明書

預貯金の財産評価

• 過去5年分の預金通帳
• 定期預金の預金証書
• 預金残高証明書　など

※銀行等に預けていない「たんす預金」などの現金も相続財産に含みます。

生命保険の評価（被相続人が保険料の一部・全体を支払っていたもの）

• 保険証書
• 死亡保険金の支払明細書

※死亡保険金は被相続人の相続財産ではなく受取人固有の財産とされますが、税法上では「みなし相続財産」として課税対象となります。

未収金の相続財産評価

※被相続人の退職金や貸付金などの未収金がある場合

• 死亡退職金や最終給与の支払い通知書
• 金銭消費貸借契約書（貸付金がある場合）
• 請求書もしくは契約書　など

不動産評価

• 登記簿謄本
• 固定資産税評価証明書
• 不動産の所在地の詳細がわかる地図
• 賃貸借契約書（賃貸の場合）

借金の財産評価

• 借入残高証明書・借入金返済予定表　など
• 金銭消費賃借契約書
• 未払金の財産評価
• 未払いの税金に関する通知書や領収書
• 死亡時に支払った医療費の請求書や領収書
• クレジットカードの明細書
• その他の各種請求書や領収書

葬儀費等の評価

• ご遺体の捜索、運搬の際の領収書
• 葬式、葬送、火葬、埋葬、納骨にかかった領収書
• ご遺体、遺骨の回送費用の領収書
• 葬式費用（一般的な葬儀）の領収書

熊本相続遺言相談プラザでは税理士の独占業務は、パートナーの税理士が担当しており、専門家と連携してワンストップでお客様のお手伝いをさせていただいております。